介護職に転職したいと迷っている方が、すぐにでも転職したくなる理由
・何か人の役に立つ仕事に就きたい。
・人と接することが好きだ。
・自分自身の将来の事も踏まえ介護業界を知っておきたい。
このように介護の世界に興味があり、介護の仕事に転職してみたいと考えている人も多いかと思います。
けれども、介護の仕事ってどんなことをするのか?
他人の下の世話なんて自分にできるのだろうか?
いろいろ考えると不安になることばかりですよね。
しかし、この記事を読み終わると、そんな悩みも少しは解消されるかと思います。
それでは、介護の仕事についてお話を始めます。
初めての介護職、私でもできますか?
介護の仕事って、何か特別な知識や技術が無ければ介護職に就くことはできないのではないかってイメージはありませんか?
率直にお答えしますと、特別な知識や技術は必要です。
ですが、どんな職業に就いたとしても、その職業に関する知識や技術は必要です。
介護職に関する知識、技術もそうですが、重要なことは介護をする相手の事を思いやるという気持ちが何よりも重要です。
例えば、子育てを経験された方は、育児で培った経験を高齢者に置き換えイメージしながら仕事ができるのではないでしょうか?
介護業務は食事の介助、入浴の介助、着替えの介助、トイレの介助などなど直接身体に接触する業務ばかりです。
そういったことから子育てを経験されている方は、案外すんなりと介護業務を受け入れる事が出来る人たちが多いようです。
だからといって、子育ての経験が無い若い世代の方たちが介護職に向いていないというわけではありません。
介護を受ける人たちは、高齢者がほとんどです。
介護サービスを受ける利用者の方たちは、若い世代の職員がいるだけで、自分の孫のように感じ、とても活気に満ち溢れます。
若さは利用者の活力となり、向上心につながっていきます。
若い世代の姿を見る事で、自分自身も気持ちを若く持つことができます。
若さというパワーは高齢者にとって、何よりのエネルギーになるのです。
私自身が思う、介護職に就くための全般的な心構えとしては、相手の立場になって考え、自分ならこうしてもらえると嬉しいなという気持ちで接することだと思います。
そういった気持ちで場数を踏んでいけば、介護に関する知識や技術はおのずと身についていきます。
あなたのその力を必要としています。
さて、日本はどんどん高齢化社会になっているという情報をよく耳にするかと思います。
つまり、高齢者が増えると介護が必要とする人も増えていくということです。
一方で、介護の現場は慢性的に人手が不足しいるということも耳にしたことはありませんか?
介護サービスを提供している事業所は、思うように人材が集まらず人手が不足して困っているということをよく聞きます。
先に述べましたが、介護の仕事に就くには専門的な知識や技術は必要です。
そういったことから、介護の仕事をしたいけど介護関連の資格を持っていないから自分には無理だとあきらめている人も多いのではないでしょうか。
実は、介護の仕事は無資格でも働くことは出来るのです。
実際に、無資格でも求人はたくさんあります。
えっ?無資格でも本当に介護の仕事が出来るのって思いますよね。
例えば、家族や身内が病気やケガで療養しなければならなくなったとしましょう。
そういった場合、本人に代わって掃除や洗濯などの家事をしたり、場合によっては病院へ一緒に行き受診したり、買い物へ行って食事を作ったりしますよね。
身近に健康面で困っている人がいれば、何とかできないか尽力することでしょう。
介護の仕事はその延長線上にあると思ってください。
思いやりの気持ちをもって接すればできます。
もちろん、介護が必要な方の介護度は軽度から重度まで様々な方がいます。
慣れないうちは必ず職場の先輩がサポートしてくれます。
徐々にステップアップできます。
さらに、働きながら介護関連の研修を受ける事も可能です。
実務経験を積むことで介護福祉士やケアマネージャーといった資格を取得した方もたくさんいます。
もちろん働きながら勉強することは容易なことではありませんが、目標を持ちながら仕事に取り組んでいくことでモチベーションも上がるのではないでしょうか。
介護職の喜びって何だろう?
今この記事を読んでいる方の中には、介護関連の職業の方も多いのではないでしょうか。
今まで自分自身が携わってきた介護の仕事を振り返ってみて、仕事を終えて充実した時ってどんな時だろうって考えた事ってありますか?
介護の仕事をしている人に、介護の仕事の魅力って何ですかとたずねると、多くの方が「ありがとう」って感謝の気持ちを頂いたときにとても嬉しい気持ちになると答える方が多いです。
例えば、いつもは介護スタッフに怒ってばかりいるような利用者の方がいたとします。
やはり初めはイヤだなという気持ちがありますが、日々根気強く接していくうちに、少しずつ信頼関係が生まれてくるのです。
このように、感情が激しい利用者の方でも、心の奥では不安な気持ちでいっぱいなのです。
そういった方から、ある日突然「いつも、ありがとう」という言葉を頂いたとき涙がでそうになります。
人は弱っている時に、あえて強がって見せたりすることがあります。
高齢者は自身の衰えを受け入れる事ができずに、複雑な感情を抱くことも多いです。
介護職は身体のケアももちろんの事、心のケアもしていかなければなりません。
介護に関する知識や技術もそうですが、その人がもつ人柄も重要です。
互いの信頼関係を築き上げ、WINWINの関係を結ぶことができれば最高ですね。
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