働く場所があるだけラッキーだろう?
働かなくていいなら働きたくない。
お金がなくてもそれでいい。
ってわけにはいかないですよね。
だから働く。
そしてお金を稼ぐ。
毎日毎日、働いて働いて
決まった日がくれば給料がもらえる。
どこかで何かしらの職に就き
日々、働き続けていれば
決まった日を迎えると収入を得ることができる。
そう信じて働いていました。
悪夢が・・・
今から遡ることバブル経済絶頂期のあの時代
高校を卒業し、とある企業へ就職。
右も左もわからない
社会のルールもよく理解出来ていなかったあのころ。
兎にも角にも職場の先輩の指示のまま仕事をこなし
失敗、怒られる、改善を繰り返す日々を送っていました。
そして、3年が経過したある日
それは突然おとずれました
従業員一同社長に呼ばれ会議室に召集されました。
そこで放たれた社長の言葉は
『我が社は業績が思わしくないため、今後業務を縮小し一部の部署だけ残します。その部署に所属していない職員は業務提携している企業へ異動するか退職するかのどちらかになります、以上』
一瞬、何を言っているのかよくわからなかった。
それぐらい衝撃的な言葉でした。
それほど業績が悪いといったわけではありませんが
なんせ社長が一代で築き上げてきた会社です。
どこかワンマン経営なところもあるなと
20歳そこそこの若造でもそう感じていました。
しかし、まさか自分が首切りの対象になるとは。
しかも初めて就職した会社でたった3年働いたぐらいでこんな日が来るとは。
まさに青天の霹靂でした。
泣く泣く職場を退職することを選択し
リスタートを切ろうと決意しました。
しかし、次に就職するところも
同じように解雇されるのではないかという考えがよぎると
なかなか定職に就くことに躊躇してしまいます。
このままではダメだと思い
今まで携わったことのない職に就こうと考え
介護福祉関連の仕事に就く決意をしました。
神も仏もあるものか・・・
公的な介護保険を取り扱うことができる事業所で働けば
ある程度は安定しているだろうと安易な考えで働き初めました。
働き始めて1年が経ち
3年が経ち
順調に過ごすことが出来ていました。
しかし、5年経ったある日
またしてもあの悪夢がよみがえるのです。
そう、従業員一同が社長に呼ばれ会議室に召集されたのです。
悪い予感とは的中するもので
何年か前に聞いたあの言葉
『我が社は、業績が思わしくないため今後業務を縮小します。・・・・』
あの日聞いた言葉が
まさか何年か経過した今
同じような経験をするなんて・・・
またしても頭は真っ白。
そして、またしても泣く泣く職場を退職することを選択しました。
ちくしょう、なんてこったい。
人生でこんな場面に
2度も経験することなんてあるのか?
神様っているのか?
と、泣きごとを言っても始まりません。
2度あることは・・・
2度めの解雇の時は結婚もし
子供もそこそこ大きくなっていたので
考える余地もなく同じような介護福祉の職に就くことにしました。
ある程度経験もあったため再就職にそれほど支障はなく
周りの職員も優しく環境に恵まれ
良い職場で再スタートを切ることができました。
大きな波もなければ小さな波もない。
日々、何事もなく仕事を頑張っていました。
しかし。
しかし。
しかし。
あるんです。
まさかのまさかが。
そうです。
来ました。
再就職をした一年後。
またしても。
またしても。
従業員一同が施設長に呼ばれ会議室に召集されました。
ああ、もうわかっています。
あれでしょ?
あなたも言うんでしょう。
あの言葉を。
そうです
2度あることは3度ある?
3度目の正直?
仏の顔も三度まで?
三振3アウト?
・・・
来ました
あれです
『我が社は、業績が思わしくないため今後業務を縮小します。・・・・』
またか
またなのか
もう、ため息も出ない。
人生の中で3度も事業所の都合で解雇されるなんて。
夢か幻か?
いや、現実なんです。
運がいいとか悪いとか
人は時々口にするけど
そういことって確かにあると
あなたを見てるとそう思う・・・
って
さだまさしの世界かっ!
って心の中で思うのでした。
あぁー、人生で三度目のリストラ。
こんな経験をする人っているのだろうか?
しかし、これで下を向いても仕方がない
この経験は、必ず今後の人生の糧となるはずだ!
と、自分に言い聞かせました。
後が無い?いや、つくるのだ!
三度目のリストラを経験し
失うものなど何もない
いや、むしろ何も失いたくない。
これから巻き返しの人生が始まる。
いや、始める!
この決意を胸に何かを変える。
この思いを何かに変えたい。
なんてことを考えていたら
ブログを書いてみてはという結論に達しました。
そして、自身で起業するという決意も!
安易だと思うでしょうが
これまでいろいろ経験したことを
ブログに書き綴れば
ほんのわずかな人でも共感してもらえたり
意見をいただくことができ
自分にとってはプラスになるのではと信じています。
これからは自分の思いの丈を、ブログ記事で発進して行きます。
おっさん世代はここから立ち上がる!
コツコツと積み重ねていきますので
見かけた方は
今後ともよろしくお願いいたします。
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