思い出してみてください•••
あなたが柔道整復師になったきっかけは何ですか?
始めた頃の志しは今も抱いていますか?
この記事を読んだあなたは、きっと柔道整復師としての今に悩んでいるのではないでしょうか?
そんな心のモヤモヤを少しでも解消できれば幸いです。
新人柔道整復師だった頃のあの日
新米の柔道整復師だった頃は、多くのことを学び、経験を積むために日々努力されたことでしょう。
初めて患者さんと接するときは緊張し、どう接していいかわからないこともあったと思います。
しかし、患者さんの症状をしっかり聞き取り、身体の状態を正確に把握することができるようになると、自信もついてきます。
また、施術に必要な知識や技術の習得にも専念し、日々の勉強や練習によって自分自身の技術が向上していくことが実感できたことでしょう。
技術の向上には時間と努力が必要ですが、患者さんから感謝されたときや症状が改善されたときは、やりがいを感じることができます。
一方で、仕事とプライベートのバランスを取ることが難しいと感じたことはなかったですか?
仕事が忙しく、残業が続いたり、休日出勤があったりすると、時間が取れないということもあります。
しかし、そうした中でも自分が取り組むことの大切さを再確認し、プライベートの時間をしっかり確保することの重要性を感じたのではないでしょうか。
柔道整復師として、日々の成長に向けた前向きな意欲と不安と緊張感が入り混じった日々を送り、患者さんに対して責任を持つことや、知識や技術を身につけることの大切さを感じつつ、常に自分自身を高めていこうという気持ちで取り組んでこられたと思います。
念願の整骨院長に!
柔道整復師として経験を積むことで、ついに管理柔道整復師として整骨院の管理を担うことができたあなた。
日々、モヤモヤした気持ちで働いていませんか?
自身で開業したにせよ、雇われて管理柔道整復師になったにせよ、悶々とした気持ちを抱えながら仕事をしている人も多いと聞きます。
一体そのモヤモヤの原因はなんなのかといったところを分析してみました。
整骨院の保険請求がグレーだとの指摘がある
整骨院の保険診療がグレーだということを度々耳にします。
そう言われる主な理由をいくつか挙げてみました。
①保険診療に含まれない施術が行われることがある
整骨院では、保険診療に加えて、保険外の自由診療も行われることがあります。
しかし、保険診療に含まれない施術を保険診療として請求することは、医療費不正請求となります。
そのため、整骨院が保険診療として請求する施術が、実際に保険診療に含まれるものであるかを確認する必要があります。
②治療が長期化することがある
整骨院では、症状に応じて通院期間が長期化することがあります。
しかし、保険診療においては、治療の必要性や回数が限定されています。
そのため、治療期間が長期化する場合は、保険診療として請求できるかどうかについて厳密に判断する必要があります。
③施術内容の適切性が判断しづらいことがある
整骨院では、症状に応じて様々な施術を行います。
しかし、施術内容の適切性は、医師と比較して明確な基準が設けられていないため判断しづらいことがあります。
以上のような点から、整骨院の保険診療はグレーだと言われています。
整骨院が保険診療を適正に行うためには、医療知識の向上や、保険診療における適正な施術の提供、治療期間の適切な管理などが必要とされます。
不正請求をしていると言われませんか?
整骨院の保険診療を正しく行わず、稀に不正請求で検挙される柔道整復師がいます。
だからと言って、多くの柔道整復師が保険診療を行う際に、不正行為を働くことがあるかどうかについては、一概には言えません。
しかし、保険診療において不正行為を働くことがあるという事実は、残念ながら存在します。
例えば、保険診療を受けた患者が不必要な施術を受けさせられたり、必要な施術を受けられなかったりすることがあります。
また、施術費用を不正に請求することもあるとされています。
管理柔道整復師は他の柔道整復師の施術や保険請求を監督する立場にあるため、不正行為を働くことは望ましくありません。
管理柔道整復師は、自らが行う施術だけでなく、他の柔道整復師の施術にも目を光らせ、適切な行為が行われているかを確認することが求められます。
保険診療において不正行為を防止するためには、業界全体での啓蒙活動や厳格な監督・管理体制の確立などが必要とされます。
整骨院をやめたいと考えた時の働き方は?
柔道整復師は、整骨院以外でも様々な働き方があります。
まず、病院や診療所などの医療機関で柔道整復師として働くことができます。
こうした場所では、患者さんの治療にあたり、主にリハビリや運動療法などの分野で専門的な知識や技術を活かすことができます。
また、医師や看護師、理学療法士などと協力して患者さんの治療に取り組むことができます。
また、介護施設や老人ホーム、障害者施設などで柔道整復師として働くこともできます。
こうした場所では、高齢者の身体機能や生活習慣の維持や改善を支援することが求められます。
介護の現場では、柔道整復師が提供する運動療法やマッサージなどの技術が重宝されることがあります。
さらに、スポーツ選手のトレーナーとして働くこともできます。
こうした場所では、競技中のケガや怪我の治療、予防やケアにあたります。
スポーツ選手のパフォーマンス向上を支援するために、柔道整復師が提供する技術や知識が重要視されることがあります。
以上のように、柔道整復師は、整骨院以外でも様々な働き方があります。
それぞれの場所で専門的な知識や技術を活かし、患者さんやクライアントの健康や生活の質の向上に貢献することができます。
次の道へ進む前に考えなければならないこと
もしもあなたが、整骨院を辞めるという決断をするのであれば、次の働き方について深く考えなければならないことは以下のような点が挙げられます。
①希望する働き方の明確化
整骨院を辞める理由や、今後の方向性を明確化することが重要です。
自分が望む働き方が何なのか、具体的に考えてみる必要があります。
例えば、医療機関での勤務を希望する場合、資格やスキルに応じた募集情報や求人情報を調べ、自分自身のスキルやキャリアに合わせた職場を選ぶ必要があります。
②求人情報や条件の調査
自分が希望する働き方に合致する求人情報や条件を調査することも大切です。
現在の自分のスキルや経験、資格に対してどのような人材が求められるのかを確認し、求人情報や条件を比較検討する必要があります。
③キャリアアップの可能性
次の働き方において、今までのキャリアを活かし、より高度な技術や知識を習得することができる職場や研修制度があるのかを確認することも大切です。
自己研鑽に励み、スキルアップを目指すことで、将来的に自分自身のキャリアアップにつなげることができます。
④経済的な面の考慮
整骨院を辞める場合、一時的に収入が減少する可能性があるため、次の働き方において、収入や福利厚生、待遇面についてもよく検討する必要があります。
今後の生活や経済的な安定を考え、納得できる給与や待遇条件を選ぶ必要があります。
以上のように、次の働き方について深く考えることは、柔道整復師として自分自身をより一層成長させるためにも必要不可欠なことです。
自己分析をしっかり行い、適切な判断を下し、自分自身が納得できる次のステップを踏むことが大切です。
柔道整復師の未来は明るい!
現代社会では、健康や運動不足に関する問題がますます深刻化しています。
それに伴い、健康を維持するために整体やマッサージなどの代替療法に注目が集まっています。
柔道整復師は、これらの代替療法の中でも特に専門的な知識と技術を持っているため、今後ますます需要が高まることが予想されています。
また、柔道整復師は医療従事者として専門的な技術を身につけているため、医療現場での需要も高まっています。
さらに、スポーツ現場でも怪我をした選手を治療する柔道整復師が必要とされており、プロスポーツ選手の専属柔道整復師として活躍することもできます。
柔道整復師は、自分が治療することで人々の健康や生活の質を向上させることができるという素晴らしい使命を持っています。
柔道整復師の技術と知識は、今後も重要性が増し、社会的にも認知される存在となっていくことでしょう。
これからも柔道整復師が必要とされる社会になることでしょう。
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